むすびについて





近年、世界情勢の混乱に超常レベルの自然災害、新型コロナウイルスのパンデミック、憲法改正、LGBT、重い税金、増加している貧困やニート・不登校、障害や精神疾患、自殺者の数・・・生活や人権はじわじわと締め付けられ、分断が進み、こうしたことが人の助け合いの精神も失わせています。日本の国土・自給率・人口もどんどん削られ、日本の農業も根本的な構造の部分から本格的に潰されようとしている中、現在起こっている事象に疑問を持たずに生きている人が多いです。

私たちは今一度、原点に戻り日本国のルーツを再考し、人としての生き方・在り方を見直し、先祖が歩んできた神仏に対する祈りや感謝の心、自然共生の暮らしというものに立ち返るときではないでしょうか。
この国を覆う疲弊感を打破すべく、この度、日本を元気にしよう!古き良き日本を取り戻そう!との思いで有志が立ち上がり、「一般社団法人 国造りむすび」設立の運びとなりました。

国難とも言える大変革期の今、日本を守るために活動を頑張っておられる方々や、日本のために立ち上がり何かしたいという方々同士で手を取り合い乗り切り、共に助け合ってこの国を造っていきましょう!多くの方々のご参加をお待ちしています!日本の目覚めはもとより、新しい国造りの夜明けとなりますよう邁進してまいります。どうぞ皆様のご賛同・ご協力の程よろしくお願い申し上げます。



日本の国生みと稲作の始まり

歴史書である古事記・日本書紀により伝承される日本の始まりは、天地開闢(てんちかいびゃく)で数々の神様が現れ、イザナギとイザナミにより始められた「国生み」で最初に生まれた島が淡路島です。次に、今の四国にあたる伊予之二名島(いよのふたなのしま)が生まれ、その後九州、本州と続き、日本列島ができました。

また、アマテラスオオミカミから孫のニニギノミコトへの「斎庭稲穂の神勅(ゆにわいなほのしんちょく)」により、日本で初めて稲が植えられたのが、徳島県佐那河内村の棚田米といわれています。

日本国を建国したとされる紀元前660年2月11日(建国記念日)に即位したのが、ニニギノミコトのひ孫である初代神武天皇であり、神武天皇から126代目の現在の天皇まで2680年以上経った現在も三大神勅が守られ受け継がれています。こういう国は世界でも日本以外にありません。


新嘗祭・大嘗祭

毎年11月23日に行われる宮中祭祀の一つである新嘗祭(にいなめさい)は、天皇が国家と国民の安寧と繁栄のため、収穫された新穀を天神地祇(てんじんちぎ)に供え、天皇自らも食されることにより、その年の収穫に感謝し来年の豊穣を祈願する儀式です。同日には全国の神社でも行われます。

天皇即位後の最初の新嘗祭を特に大嘗祭(だいじょうさい)といい、一代につき一度だけ行われます。その儀式の際に新天皇が着る麻の織物を「麁服(あらたえ)」といい、大嘗祭には欠かすことのできない重要な品で、天皇家から依頼を受けて納められます(調進)。

これができるのは、徳島県の阿波忌部である三木家のみで、古代から脈々と続く日本の歴史になくてはならない一族です。
(画像提供:朝日新聞社)

徳島県は歴史・文化発祥の地

徳島県は全国へ遷移された神社の総本宮・元宮が点在し、神社の鳥居や寺院の装飾に用いられ、縄文時代から利用されていた朱色の顔料である水銀朱(すいぎんしゅ)が唯一発掘された若杉山遺跡もあります。

魏志倭人伝には、水銀朱について「その山に丹(辰砂)あり」と記述されており、倭国の特産物として、邪馬台国の卑弥呼が魏に献上したとされています。

徳島県は古代日本における有数の歴史・文化発祥の地と言えるでしょう。
(画像提供:徳島県立博物館)

神々のつながり、
神と人とのつながり、
人と人とのつながりを結ぶ

国造り むすびは、日本の歴史・伝統文化を今一度思い起こし、神社・仏閣・文化財の保護、伝統農法を守りつつ一次産業の新たな在り方を提案、食糧生産自給率の促進、各地域の交流を活性し、全国の架け橋となって日本が培ってきた精神性や日本本来の豊かな循環を取り戻していく事業を行っていきます。

まずは、徐々に失われゆく日本のお米文化の再興に向けて「おむすびプロジェクト」を立ち上げ、各地域の交流を活性化させるために行事の一貫として発案しました。お米は、日本人にとって一番大切な食べ物、この国の心、神様が宿る食べ物です。
おむすびプロジェクトでは、阿波国の国神・五穀豊穣の女神であるオオゲツヒメに奉納祈願を執り行い、神を宿したお米「神米」を基に、徳島県をはじめ、全国各地の協賛農家様にて無農薬米を収穫していただきます。ご祈願を経た神米と全国各地の無農薬米を混ぜ合わせて「神と神を結び」、新嘗祭にて一年の豊作に感謝した後、身体に宿す御守り「おむすび」を食して「神と人を結び」、さらにこの新たな交流を通じて「人と人を結ぶ」。

すべてが希薄になり、バラバラにされてしまった神々のつながり、神と人とのつながり、人と人とのつながりを皆様と共に結び直していきたいと思っております。



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法人概要

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  法人名一般社団法人 国造りむすび
  設立2023年9月13日
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  URLhttps://www.kmsb.jp

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